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高反発マットレスは体が痛い?「自分に合う」マットレスの選び方を徹底解説!

高反発マットレスは体が痛い?「自分に合う」マットレスの選び方を徹底解説! | オーダーメイド寝具

人間は一日の約1/3をベッドで過ごしているため、

  • 7時間しっかり寝ても、全然疲れが取れない
  • 毎朝起きるとき、体のあちこちが痛い

といった体の不調は「マットレス」が原因かもしれません。

マットレスにも、低反発・高反発・ポケットコイルなどさまざまですが、当然どれを選ぶにしても、個人の体格や改善したい悩みによって、向きor不向き、選び方なども異なります。

本記事では、高反発マットレスで体を痛める原因や購入時の見るべきポイントなどについてご紹介します。

「動きやすさ」が魅力の高反発マットレス

高反発マットレスとは、その名の通り反発力に優れたマットレスで体を支えることに長けており、寝ている間の動きに干渉しない点で人気を集めています。

柔らかいマットレスと比べて動きやすく、通気性が高いため、寝返りが多い方や暑がりな方におすすめのマットレスですが、体圧が肩や腰に集中しやすく、背中に負担がかかりやすいため、細身な人や肩こり・腰痛にお悩みの方にとっては硬く、体の痛みを感じやすくなる場合があります。

その他マットレスタイプ

1.柔らかく体にフィットする低反発タイプ

もっちりとした独特な感触で人気を集める低反発マットレスは、体への負担を軽減することが期待されています。柔らかく体にフィットするため体圧が肩や腰に集中することなく分散させることができ、腰痛や肩こりにお悩みの方や硬いマットレスで背中を痛めやすい細身の方にはおすすめです。

一方で、動きづらく蒸れやすいという側面もありますので、寝返りが多い方や暑がりの方にとっては不快に感じる場合もあります。

以下記事では「低反発マットレス」について詳しく解説していますのでこちらもあわせてご覧ください。

関連記事:『本当に効果はある?低反発マットレスが「肩こり・腰痛解消」に効くのか徹底解説!

2.体への負担軽減と動きやすさを両立したポケットコイルタイプ

コイルスプリングをひとつひとつ袋に入れて並べた構造のマットレスです。独立したコイルが体の凹凸に合わせて変形するため、肩や腰への負担を軽減させつつ、寝返りのしやすさの両立が可能になりました。

独立したコイルによって振動が伝わりづらいため、2人以上でベッドを使う方におすすめですが、マットレスの硬さにこだわりたい方にとっては他2タイプよりも物足りなさを感じる場合があります。

以下記事では「ポケットコイルマットレス」について詳しく解説していますのでこちらもあわせてご覧ください。

関連記事:『ポケットコイルマットレスの選び方を徹底解説!

高反発マットレスで体が痛い!その原因は?

1.硬さがあってない

反発力の高さが特徴的な高反発マットレスですが、その硬さも多種多様です。特に体重が軽い人や寝姿勢が横向きの方にとっては肩や腰に過度な圧力がかかり、その負担が痛みの原因になることがあります。特に体重が軽い人や側臥位で寝る人にとっては、肩や腰などの圧力がかかる部分に過度な負担がかかり、痛みの原因になる可能性があります。

2.マットレスが薄い

マットレスの厚みが不足していると、体重が重い人や体格の良い人の場合、底付き感を感じる可能性があります。

3.まだ身体になじんでない可能性も

これまで使っていたマットレスと硬さや反発力が大きく異なる場合、体が新しいマットレスに適応するまでに時間がかかることがあります。この適応期間中は一時的に体の痛みを感じる可能性があります。

高反発マットレスを選ぶポイント

1.体重に合わせた「硬さ(反発力)」

マットレスの硬さはニュートン(N)で表記されており、一般的に100N以上が高反発マットレスとされています。反発力の高さが魅力ですが、硬すぎると身体との接触面に隙間ができてしまい、柔らかすぎても腰が沈み込みすぎて寝姿勢が崩れやすくなるため、以下を参考にしてご自身の体重に応じた硬さを選びましょう。

  • 50kg以下:100N程度
  • 50-75kg:150N前後
  • 75kg以上:180N以上

2.「厚み」は10cm以上を推奨!

マットレスの厚さは寝心地を大きく左右するためマットレス選びには重要なポイントです。マットレスが薄いと「底付き感」が出やすく、特に寝返りの回数が多い方にとっては不快に感じやすいでしょう。一方で、マットレスが厚くなるほど重量が増し、価格も上がる傾向にあります。

高反発マットレスの価格相場は?

一口に高反発マットレスと言っても価格の幅は大きく、求める品質・機能性によっても異なります。価格帯は以下の通りです。

【1~3万円】まずは一度高反発タイプを試してみたいなら

シングルサイズで薄めの製品が多く、最低限の機能性のものが一般的です。特段お悩みがない方にはお手軽な価格帯です。

【4~6万円】高品質な製品を求めるなら

名の知れたブランド品や、厚みや機能性に優れた製品が含まれます。標準的な体格に合わせて設計されていることが多いです。

【7万円~】睡眠の質を重視するならオーダーメイドも!

厚みや素材の質にこだわり、耐久性も他より優れている商品を取り扱っています。個々の体格や悩みに合わせたオーダーメイドに対応している場合もあるため、値は張りますが、睡眠の質にこだわりたい方やお悩みがある方におすすめな選択肢です。

とはいえ、この価格相場はマットレスのサイズや厚みによっても価格は変動するため、予算や求める機能性に合わせて選択しましょう。

高反発マットレスの寿命は6-8年

高反発マットレスの一般的な買い替え時期は6-8年とされています。購入当初と比べて反発力が大きく失われていたり、きしみが気になるといった症状があらわれていたら劣化のサインとして買い替えを検討してください。

とはいえマットレスの寿命は価格帯によっても変動します。高品質な素材が使用されていたり、体格に合った製品であれば、製品そのものの耐久性が高く、局所的な劣化が起こりにくくなります。高価格帯のものやオーダーメイド品の寿命は一般的なものよりも長くなることが多いです。

「自分に合う」寝具選びを

いかがでしたか?前述のとおり、高反発マットレスは寝返りのしやすさや耐久性・通気性の高さが魅力的なマットレスです。とはいえ、ご自身の体格やお悩みに合わせたマットレスを見つけることがなによりも重要です。

弊社ではお一人お一人の体格・お悩みに合わせたオーダーメイドの寝具で市販品では実現できない質の高い睡眠をご提供します。

  • 睡眠時間が少なく疲れが取れない…
  • 「自分に合う」寝具がよく分からない…
  • 寝具を変えても解決しなかった…

上記のようなお悩みをお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。

快眠、寝具(布団・枕)の
相談受付中

FineOneは上級睡眠健康指導士がカウンセリングを元に、体格に合わせた寝具を
オーダーメイドします。まずはショールームでお試しください。
「話を聞いてみるだけ」でも歓迎しています。

この記事を書いた人

高反発マットレスは体が痛い?「自分に合う」マットレスの選び方を徹底解説! | オーダーメイド寝具

FineOne(ファインワン)店主 上級睡眠健康指導士

山下 結子

寝具に携わって25年以上、皆様の豊かな眠りをサポートするべく、日々研究を積み重ねています。
自分自身、共働きの三人の子どもの母として、疲れた時は寝る!悩みや心配事があっても寝たら気持ちが軽くなる!そんな「魔法の布団を創りたい!」と思いながら、毎日が少し豊かになる睡眠カウンセリングを心掛けています。

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