2025.09.08
愛犬の睡眠、知ってますか?

「ぐっすり眠れると、気持ちも体も元気になる」…これは人も犬も同じですよね。
愛犬が気持ちよさそうに眠っている姿って、とっても幸せな気持ちになりませんか?
でも、「うちの子、よく寝てるけどこれって普通?」「眠りの質って犬にもあるの?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
今日は、健康睡眠指導士の視点から「犬の快眠」について、わかりやすくご紹介します。
「愛犬の眠りをもっと快適にしたい!」という方、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
犬の睡眠時間ってどれくらい?
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睡眠のサイクル構成
犬も人間と同じように「ノンレム睡眠(深い眠り)」と「レム睡眠(浅い眠り)」のサイクルを繰り返しています。睡眠開始後にノンレム睡眠が訪れ、その後レム睡眠へ移行し、このサイクルが数回繰り返されます。 -
レム睡眠の割合が圧倒的に多い
犬はレム睡眠が80%、ノンレム睡眠が20%程度とされていますが、人間は逆にノンレムが75〜80%、レムは20〜25%。そのため犬は浅い眠りが多く、長時間睡眠が必要なのです。 -
短い睡眠と覚醒を繰り返す特徴
ある研究では、犬は約16分の睡眠と5分の覚醒を繰り返して夜間を過ごすと報告されています。 - 睡眠時間の年齢差
幼犬(〜6ヶ月):18〜20時間
若齢犬(6ヶ月〜2歳):14〜16時間
成犬(2〜7歳):9〜14時間
高齢犬(7歳〜):12時間以上
愛犬の快眠を促すためには
① 安定した寝室環境を整える
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音・光・寒暖に敏感な犬にとって、静かで安心できる睡眠スペースが大切です。
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飼い主さんの存在が安心感につながる場合もあり、新しい環境ではレム睡眠の質に影響が出ることもあります。
② 適度な運動と生活リズムを整える
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昼間に活発に動くと、眠りにつく時間が早まり、ノンレム睡眠(深い眠り)が得られやすくなります。
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就寝時間、散歩、食事のリズムをなるべく一定にすることも、犬の快眠には効果的です。
③ 清潔で快適な寝床を保つ
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ベッドは週1回の洗濯・天日干しがおすすめ。清潔な寝具は皮膚トラブル予防にもつながります。
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睡眠環境がストレスなく続くよう配慮しましょう。
愛犬と人の睡眠—暮らしの質を互いに高めるには?
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人と犬の睡眠リズムの同期
一緒に生活する中で、犬は飼い主と似た睡眠タイミングを持ち、“社会的な時差(social jetlag)”を低減しているとの研究結果もあります。 -
共同睡眠の影響—メリットと注意点
- 愛犬が部屋にいる場合(ベッドではなく)は人間の睡眠効率が83%と良好に保たれる一方、ベッド上では80%とやや低下する傾向も…
- 他の調査では、一部の人には犬がそばにいることで安心感が得られ、寝やすいというポジティブな効果も報告されています
FineOneでは、人の「睡眠環境づくり」を専門としていますが、愛犬にも同じような視点が必要だと感じています。「明るさ・静けさ・清潔・安心」が揃う空間は、快眠の基盤です。
人が心地よく眠れる環境整備と同様に、犬にも“静かでリズミカルな寝床”を用意すれば、お互いに穏やかで健やかな毎日につながります。
例えば、飼い主さんが寝具にこだわる姿勢は、犬の寝床づくりにも応用できます。
最後に
犬のタイプ | 平均睡眠時間 | 快眠のポイント |
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幼犬 | 18~20時間 | 安心できるスペース、リズムの確立 |
成犬 | 9~14時間 | 適度な運動と清潔な寝床管理 |
高齢犬 | 12時間以上 | 静かで安全な環境、温度管理も意識して |
愛犬がすやすやと眠る姿は、見ていて本当に癒されますよね。
FineOneでも、犬の睡眠ケアも飼い主さんの日常の一部として積極的に取り入れていただけたら嬉しいです。
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FineOneは上級睡眠健康指導士がカウンセリングを元に、体格に合わせた寝具を
オーダーメイドします。まずはショールームでお試しください。
「話を聞いてみるだけ」でも歓迎しています。
この記事を書いた人

FineOne(ファインワン)スタッフ インテリアコーディネーター
愛犬と過ごす時間が毎日の癒しです
お客様の眠りをより心地よくするために、一人ひとりに合わせたご提案を心がけています。小さなことにも気づける感性を大切にしながら、毎日をもっと快適に過ごせるお手伝いができれば嬉しいです。
休日は、愛犬と一緒にのんびり過ごしています。公園を散歩したり、お気に入りのおもちゃで遊んだりする時間は、私にとってとても大切で癒されるひとときです。
また、大切な愛犬のために「犬の睡眠×快適グッズ」についても日々研究しています。
趣味: 愛犬と過ごすこと、晩酌、Drive、DIY