2026.03.09
睡眠時無呼吸症候群の方の枕と敷布団の選び方― 呼吸しやすい寝具環境とは ―
近年、相談が増えている睡眠のお悩みのひとつに
「睡眠時無呼吸症候群」があります。
眠っている間に呼吸が止まる、または浅くなる状態が繰り返されるこの症状は、
日中の眠気や疲労感、集中力の低下などにつながることもあり、
多くの方が悩まれています。
まず大切なのは、
医療機関での診断や治療を受けることです。
そのうえで、私たち寝具専門店としてお伝えしたいのが
「毎日の睡眠環境」です。
寝具は、眠っている間の姿勢を支える大切な道具。
枕や敷布団の選び方によって、
呼吸しやすい寝姿勢を保ちやすくなることがあります。
今回は、寝具専門店の視点から
睡眠時無呼吸症候群の方が意識したい枕と敷布団の考え方をお伝えします。
なぜ寝具が大切なのか?
睡眠時無呼吸症候群は、
睡眠中に気道(空気の通り道)が狭くなることによって起こるといわれています。
そのため、寝ている間の
・首の角度
・顎の位置
・体の沈み込み方
といった寝姿勢が大きく関係してきます。
寝具が体に合っていないと、
-
顎が引けて気道が圧迫される
-
仰向け姿勢が続きやすくなる
-
体が沈み込みすぎる
といった状態になりやすくなります。
そのため、
無理のない自然な寝姿勢を保てる寝具環境を整えることが大切です。
枕選びのポイント
目次
① 高すぎないこと
枕が高すぎると、顎が引けてしまい
首まわりが圧迫された姿勢になりやすくなります。
理想的なのは
・額と顎のラインがほぼ水平
・首の自然なカーブをやさしく支える高さ
です。
「高めの枕の方が安心」というイメージを持つ方も多いのですが、
実際には高さが合っていない枕が呼吸を妨げる姿勢を作ってしまうこともあります。
② 横向き寝をサポートできる形
無呼吸は、仰向け寝のときに起こりやすいといわれることがあります。
そのため、
横向き寝を取りやすい枕は重要なポイントです。
例えば
・両サイドがやや高め
・中央が少し低め
・肩の収まりを考えた形状
こうした構造の枕は、
横向きの姿勢を安定させやすくなります。
③ 柔らかすぎないこと
柔らかすぎる枕は、頭が沈み込みすぎてしまい
姿勢が不安定になることがあります。
大切なのは
やさしく支えながらも、適度な反発力があること。
頭と首を安定して支える枕は、
自然な寝姿勢を保ちやすくなります。
敷布団(マットレス)選びのポイント
① 沈み込みすぎないこと
敷布団が柔らかすぎると、
腰が沈み込み背中が丸くなりやすくなります。
すると
首から背中のラインが崩れ、呼吸しにくい姿勢になることがあります。
理想は
-
体圧を分散する
-
体のラインを支える
-
自然な寝姿勢を保つ
こうしたバランスが取れた敷寝具です。
② 横向きでも肩が圧迫されないこと
横向きで眠る場合、
肩の部分に大きな圧力がかかります。
そのため
-
肩は適度に沈む
-
腰はしっかり支える
といった構造の敷布団が、
横向き寝の負担を軽減しやすいといえます。
③ 寝返りがしやすいこと
寝返りは、
体が楽な姿勢を自然に探すための動きともいわれています。
そのため、
スムーズに寝返りが打てる反発力のある敷寝具は
眠りの環境づくりにとても大切です。
眠りは「呼吸を整える時間」
睡眠は、単に体を休める時間ではなく
呼吸や体の働きを整える大切な時間です。
だからこそ寝具は、
「ただ気持ちいい」だけではなく
体に合った環境をつくることが重要になります。
枕は高さ1cmの違いで、
寝心地や呼吸のしやすさが変わることもあります。
眠りのお悩みは、一人で抱えなくても大丈夫です
岐阜市のゆたかな眠りFineOneでは、
・カウンセリング
・寝姿勢の確認
・枕の高さ調整
などを行いながら、
一人ひとりに合った寝具選びのお手伝いをしています。
「枕が合っているか分からない」
「最近いびきが気になる」
「横向き寝がしづらい」
そんなお悩みがある方は、
ぜひ一度ご相談ください。
実際に体験しながら、
あなたに合う寝具環境を一緒に見つけていきましょう。
※睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、医療機関での診断・治療が大切です。
寝具は治療を目的としたものではありませんが、眠る姿勢を整える環境づくりとしてお役立ていただけます。
快眠、寝具(布団・枕)の
相談受付中
FineOneは上級睡眠健康指導士がカウンセリングを元に、体格に合わせた寝具を
オーダーメイドします。まずはショールームでお試しください。
「話を聞いてみるだけ」でも歓迎しています。
この記事を書いた人
FineOne(ファインワン)スタッフ
睡眠健康指導士
インテリアコーディネーター
愛犬と過ごす時間が毎日の癒しです
お客様の眠りをより心地よくするために、一人ひとりに合わせたご提案を心がけています。小さなことにも気づける感性を大切にしながら、毎日をもっと快適に過ごせるお手伝いができれば嬉しいです。
休日は、愛犬と一緒にのんびり過ごしています。公園を散歩したり、お気に入りのおもちゃで遊んだりする時間は、私にとってとても大切で癒されるひとときです。
また、大切な愛犬のために「犬の睡眠×快適グッズ」についても日々研究しています。
趣味: 愛犬と過ごすこと、晩酌、Drive、DIY
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