2025.10.02
季節の変わり目に見直したい寝具

季節の変わり目は「眠りの環境」を整えるチャンス
朝晩の気温差が大きくなる季節の変わり目。日中は暖かいのに夜は冷える……そんな時期は「なんとなく眠りが浅い」「夜中に目が覚める」といった声をよく聞きます。
実はその原因の多くは、寝具が気候に合っていないこと。体調管理と同じくらい、寝具の見直しが快眠に直結する大切なポイントです。
目次
睡眠に適した環境とは?
快眠のための環境づくりは 「温度・湿度・寝具の調和」 が基本です。
室温:およそ 16~26℃
湿度:およそ 40~60%
この範囲を目安にしながら、季節ごとに寝具を調整することで、体への負担を減らせます。
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季節の変わり目に見直したい寝具のポイント
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1. 敷き寝具(マットレス・敷布団)
夏場に使っていた「通気性重視の敷パッド」から、保温性を高める素材に切り替える時期です。
吸湿性の高い天然素材(綿・麻)
適度に保温してくれるウールや機能性素材
体温を一定に保ちやすく、夜中の目覚めを防ぎます。2. 掛け布団
秋口は「薄手の布団」だけでは心もとないけれど、冬布団を出すにはまだ早い時期。
肌掛け布団+タオルケット
薄手の羽毛布団+毛布
のように、重ね使いで調整するのが賢い方法です。気温差に応じて1枚増減できると安心です。3. 枕
枕は季節に関係ないと思われがちですが、実は大切な要素。
寝汗が増える夏から秋への切り替えでは、洗える枕カバーや通気性のよい枕パッドを取り入れるだけで快適性が大きく変わります。オーダーメイド枕をご利用の方は、高さの再調整もこの時期におすすめです。4. 毛布・ブランケット
「毛布は掛け布団の上か下か?」という質問をよくいただきます。
基本は 毛布を体に近い側に使う 方が、保温効果を高めやすいです。ただし素材や使い心地で好みが分かれるため、自分の体感で選ぶことが大切です。
睡眠の質を落とさないために大切なこと
寝具を変えるときに意識したいのは、体に無理のない温度調整です。
寒いからといって厚すぎる布団で寝ると、汗をかいて途中で目が覚めやすい
薄すぎると冷えによって眠りが浅くなる
このバランスを上手にとることで、ぐっすり眠れる夜につながります。
まとめ|季節の変わり目こそ寝具を味方に
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季節の変わり目は、体が気温差に対応するのにエネルギーを使います。そんな時期だからこそ、寝具を気候に合わせて調整することで、眠りの質を守ることができます。
眠りは毎日の元気の土台。布団や枕をほんの少し見直すだけで、翌朝の目覚めが変わることもあります。
「最近よく眠れないな」と感じる方は、ぜひこのタイミングで寝具を見直してみてください。
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FineOneは上級睡眠健康指導士がカウンセリングを元に、体格に合わせた寝具を
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「話を聞いてみるだけ」でも歓迎しています。
この記事を書いた人

FineOne(ファインワン)店主 上級睡眠健康指導士 睡眠環境診断士
ご縁に感謝♡お客様からたくさんの学びと勇気をいただいております
寝具に携わって25年以上、皆様の豊かな眠りをサポート出来る様、日々研究を積み重ねています。共働きの三人の子どもの母として、疲れた時は寝る!悩みや心配事があっても寝たら気持ちが軽くなる!そんな「魔法の布団を創りたい!」と思いながら、毎日が少しだけ心豊かになる睡眠カウンセリングを心掛けています。
趣味:御朱印集め、スポーツ観戦、読書、仕事、子育て、寝る事