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夜型・朝型の人って本当にいるの?

夜型・朝型の人って本当にいるの? | 身体の不調

夜型の人が無理に早起きすると体に負担はかかるのか
「昔から夜のほうが元気」

「朝はどうしてもつらい」

「早起きしないと体に悪いのでは…?」

そんなふうに、自分の生活リズムについて悩んだことはありませんか。

最近は「夜型・朝型」という言葉もよく聞くようになり、

中には

「夜型の人が朝早起きすると寿命が縮む」

といった話を見かけて、不安になる方もいらっしゃるようです。

でも、まずお伝えしたいのは、

必要以上に心配しなくて大丈夫ということ。

大切なのは「朝型か夜型か」ではなく、

その生活でちゃんと休めているかどうかです。

夜型・朝型は「性格」ではなく体質の違い

人には、生まれつき眠くなる時間・目が覚めやすい時間に個人差があります。

一般的に

  • 朝型の人

  • 夜型の人

と呼ばれますが、これは「だらしない」「意志が弱い」といった問題ではありません。

体内時計のリズムや、脳や神経の働き方の違いなど、体質によるものと考えられています。

そのため、「朝型が正しい」「夜型は不健康」と単純に決めつけることはできません。

夜型の人が朝早起きすると寿命が縮む?

結論からお伝えすると、夜型の人が朝早起きすること自体が、寿命を縮めると断定できる根拠はありません

この点は、よく誤解されやすいところです。

ただし、注意したいのは体に合わない生活リズムで、無理を続けてしまうこと

夜型の人が

  • 睡眠時間が慢性的に足りない

  • 眠いまま毎日を過ごしている

  • 休日も疲れが取れない

といった状態が続くと、体に負担がかかりやすくなることは知られています。

これは「早起きが悪い」のではなく、回復できない状態が続くことが問題なのです。

「寿命が縮む」と言われる理由の多くは生活習慣

夜型の人について語られる話の中には、

  • 夜更かしが続く

  • 食事の時間が不規則

  • 睡眠不足になりやすい

  • ストレスがたまりやすい

といった生活習慣全体の影響が、まとめて語られていることが少なくありません。

つまり、夜型という体質そのものが悪いのではなく、その生活が無理な形になっていないかが大切なのです。

夜型でも朝起きなければならない人へ

仕事や家庭の都合で、

「朝起きないといけない」

という方は多いと思います。

そんなときは、無理に「朝型になろう」と頑張りすぎないことがポイントです。

  • 起きる時間をできるだけ一定にする

  • 寝る時間を急に大きく変えない

  • 朝はカーテンを開けて光を取り入れる

  • 夜は強い光や刺激を控える

  • 眠る環境を整える

こうした小さな工夫だけでも、体への負担はやわらぎやすくなります。

大切なのは「何時に寝るか」より「回復できているか」

私たちが大切にしているのは、次のような感覚です。

  • 朝、極端につらくない

  • 日中、無理なく動ける

  • 寝ても疲れが残りすぎない

これが保たれていれば、朝型でも夜型でも問題ありません。

人と比べる必要もありません。

眠りを整えることは、自分を大切にすること

忙しい毎日の中で、睡眠はどうしても後回しになりがちです。

でも、眠りは体と心を休ませ、

次の日を元気に迎えるための大切な時間。

「ちゃんと眠れているかな?」

と、ときどき立ち止まって考えてみるだけでも、

暮らしは少しずつ整っていきます。

自分のリズムを知り、無理を続けない

  • 夜型・朝型は体質の違い

  • 夜型が朝早起きすると寿命が縮むと決めつけることはできない

  • 問題なのは、回復できない生活が続くこと

  • 大切なのは時間より、眠りの質と環境

今日の疲れは、今日のうちに。

体がほっとゆるむ寝床で、また明日を気持ちよく迎えたいですね。

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FineOne(ファインワン)店主 上級睡眠健康指導士 睡眠環境診断士

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寝具に携わって25年以上、皆様の豊かな眠りをサポート出来る様、日々研究を積み重ねています。共働きの三人の子どもの母として、疲れた時は寝る!悩みや心配事があっても寝たら気持ちが軽くなる!そんな「魔法の布団を創りたい!」と思いながら、毎日が少しだけ心豊かになる睡眠カウンセリングを心掛けています。

趣味:御朱印集め、スポーツ観戦、読書、仕事、子育て、寝る事

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