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睡眠の質を高める寝具の選び方は?自分に合った枕・布団の特徴を徹底解説!

睡眠の質を高める寝具の選び方は?自分に合った枕・布団の特徴を徹底解説! | 睡眠の豆知識♪

質の高い睡眠をとることは、日々のパフォーマンスを高めたり、健康な身体を維持するのに不可欠です。毎日の生活習慣を改善することでより良質な睡眠をとることができますが、睡眠中は一日何時間も同じ場所に留まることになるため、自分に合った寝具を選び、睡眠の質をより高めることが大切なのです。

本記事では、睡眠の質を高めてくれる寝具の特徴を徹底解説いたします!

「睡眠の質を高めるための生活習慣」について知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。

関連記事:『誰でも簡単!「睡眠の質」を高めるために必要な4つの方法・行動とは?

なぜ質の高い寝具で寝ることが重要なの?

寝具の品質は、高品質な睡眠を得るための重要な要素です。寝具というのは、睡眠時に起こるさまざまな生理的変化(例えば寝返り、発汗、体温の低下など)を受け止めたり、促進させる効果があります。掛け布団でいえば、保温能力や湿気を吸収し発散する能力、軽さや適切に体にフィットする能力などが重要ですし、敷き布団であれば、保温能力や湿気の吸収・発散に加えて、適切な硬さや寝返りの打ちやすいクッション性などが考慮されるべきでしょう。

このように寝具によって、睡眠時に起こるさまざまなストレスから身体を守る必要があるのです。

ここからは寝具ごとに、自分にあった寝具の選び方をご紹介していきます!

  • 睡眠の質を高めてくれる「枕」の選び方は?
  • 睡眠の質を高めてくれる「敷き布団・敷き布団」の選び方は?
  • 睡眠の質を高めてくれる「掛け布団」の選び方は?
  • 夫婦で寝る際の寝具の選び方は?

睡眠の質を高めてくれる「枕」の選び方は?

肩や首にストレスを与えない枕を選ぶ

寝る際に高すぎる枕を使用すると、首への負担や呼吸困難などの問題が生じることがありますし、逆に低すぎる枕では、寝違えや肩こりを引き起こす可能性があります。適切な高さは個々の体格により異なるため、実際に枕に寝そべってそのフィット感を確認することが重要です。

使用感とメンテナンス性に優れた素材を選ぶ

枕の素材には、ポリエチレン、ウレタン、フェザー、ビーズ、そば殻など多様な選択肢があります。素材選びの基準となるのは、寝心地、反発力、硬度、手入れのしやすさなどです。各素材の特性を理解し、自身に最適なものを選ぶことが大切です。

実際にさまざまな枕を取り扱っている店舗で、自分好みの素材を見つけてみると良いですね!

自分の睡眠姿勢に適した形の枕を選ぶ

人によって体重や身長が異なるように、頭のサイズや体格も異なります。また睡眠姿勢の傾向も異なります。一般的には、背向けで寝る人には頸部が自然なS字を描く高さ、横向きで寝る人には頸部が直線になる高さが理想とされていますので、それらにあわせた枕選びをすると良いでしょう!

もちろんこれらを考慮して、市販の枕を比較してみるのも大切ですが、オーダーメイド枕などのカスタマイズ性の高い枕であれば上記のような特徴を踏まえた、自分に最適な枕をつくることができます。

オーダーメイド枕についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!

関連記事:『オーダーメイド枕のメリット・デメリットは?枕の寿命やお客様の声もご紹介!

睡眠の質を高めてくれる「敷き布団・マットレス」の選び方は?

寝返りがスムーズに打てるかどうかで選ぶ

寝返りは睡眠の質に大きな影響を与えます。柔らかすぎる敷き布団・マットレスは体が沈み込んで寝返りが打ちづらくなるため、血流が阻害され、睡眠の質を下げてしまう原因になります。また血流の阻害は腰痛の原因にもなるため、硬すぎず柔らかすぎず、自分が無理なく寝返りのうてる硬さの布団を選ぶようにしましょう。

体圧の分散性に注目して選ぶ

体圧の分散性が低い敷き布団は、肩や腰などの特定部位に体圧が集中しやすいため、痛みや不快感を引き起こす可能性があります。そのため体圧分散性が高い敷き布団を選ぶことで、体全体の重みを分散し、睡眠姿勢からくる腰痛や肩こりを軽減する効果が期待できるのです。

通気性に優れているかどうかで選ぶ

通気性が良くない敷き布団は蒸れやすく、暑さや湿気で寝つきづらくなる可能性があります。逆に通気性が良い敷き布団は快適な睡眠をサポートするだけでなく、敷き布団の寿命も長くなります。

求める寝心地に応じた「厚さで」選ぶ

「適度な厚み」のある敷き布団は寝心地が良く、安定感を提供します。布団は薄すぎると底付き感が出てしまい、厚すぎると返って落下感を感じてしまうので、自分が気持ち良く眠れる適度な厚みで選ぶことが重要なのです。

睡眠の質を高めてくれる「掛け布団」の選び方は?

自然な温かさが得られるかで選ぶ

掛け布団というのは、自然な体温に保つには欠かせません。毎日睡眠中にはコップ1杯分もの汗をかくと言われており、季節にかかわらず身体が冷えやすい状況にあります。そのため布団から温かさを得られず身体が冷えきってしまうと、寒さによるストレスで眠りが浅くなる可能性がありますし、「寝冷え」による腹痛、下痢、頭痛、肩こり、風邪などの健康問題を引き起こす可能性もあるのです。

吸湿性のある素材を選ぶ

保温性は重要視しなければいけないものの、湿度は取り除いてくれる素材を選ばなければいけません。湿度が高いと、同じ温度でも暑く不快に感じますし、それらの湿気が冷えて汗と同様に朝には身体が冷えきってしまうことがあります。そのため、掛け布団の生地と中材については、湿気を吸収してくれる素材を使用することが重要なのです。

寝返りのしやすい「軽さ」で選ぶ

敷き布団でもお話した通り、寝返りというのは身体の血流を改善するために睡眠中に自然に行われると同時に、布団内の空気の入れ替えも促進します。しかしこれが重い掛け布団を使用してしまうと、寝返りがしにくくなり、布団の中が暑くなったり、血流の悪さによって目が覚めたりする可能性があります。そのため掛け布団は、ある程度の保温性も担保しつつ、できるだけ軽いものを選ぶことが大切なのです。

夫婦で寝る際の寝具の選び方は?

2人の体格を考慮した「広さ」で選ぶ

お互いの体格や部屋のスペースを考慮して「どのサイズの布団を何枚用意するか?」を考えておきましょう。

一般的にシングルマットレスの大きさは約97cmで、ダブルマットレスの大きさは約140cmです。シングルマットレスやシングルベッドを2つ並べて寝る方も多いようですが、シングルを2枚並べると、ダブルよりも広くなってしまい、寝室を圧迫してしまいがちです。一方お互いの体格を踏まえた「広さ」を重視するのであれば、シングルマットレスを2枚並べると良いでしょう!

お互いの「好みの硬さ」を考慮して選ぶ

ここまででお話した通り、敷き布団やマットレスの硬さというのは、睡眠において非常に重要です。マットレスを2枚用意する場合は問題ありませんが、1枚のマットレスで2人が寝る場合には、一緒に寝具を選び、納得した硬さのものを選ぶようにしましょう!

新婚の方が同棲の際にはじめて購入する「婚礼布団」については、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!

関連記事:『婚礼布団(結婚布団)って何?購入理由から価格相場、布団の寿命について解説!

「自分に合った寝具」はどこで買えばいいの?

自分に合った寝具を揃えるには、実際に寝具に触れながらフィット感や肌触りを確認するのが最も効果的なため、寝具専門店や、実際に商品が触れる・試せる店舗での購入がよいでしょう。

もちろん、インターネットでレビューの高い寝具を購入するのもOKですが、睡眠の質を高めるためには、やはり自分の身体とマッチした寝具を購入することが大切です。そのため寝具専門店などの、さまざまな寝具を実際に試せて、知識を持ったスタッフのいる寝具専門店でさまざまな寝具を実際に試してから購入する事がおすすめです。

ただし、そういった専門店の場合は、良質が故に少々値段が高くなってしまうケースが多いため、予算に余裕がある場合や「これを期に寝具にこだわりたい!素材から快適な睡眠をとりたい」という方は、専門店で自分に合った寝具を購入してみてはいかがでしょうか。

寝具選びに関するQ&A

Q: 枕や敷き布団を選ぶ際の基本的なポイントは何ですか?

寝具を選ぶ際の基本的なポイントは、自分の寝心地の好みや体型、寝姿勢、アレルギーの有無などを考慮し、適切な素材、硬さ、サイズを選ぶことです。

Q: どのような敷き布団がおすすめですか?

敷き布団選びは個人差が大きいため、自分に合った硬さや素材を試して選ぶことが重要です。一般的には、ポケットコイル敷き布団、メモリーフォーム敷き布団、ラテックス敷き布団などが人気です。

Q: アレルギー体質の人におすすめの寝具は?

アレルギー体質の人には、ダニやハウスダストを寄せ付けにくい素材や抗菌防臭加工が施された寝具がおすすめです。また、アレルギー対応の敷き布団カバーや、羽毛ではなくポリエステルやウォッシャブルな素材を選ぶことが良いでしょう。

Q: 枕や敷き布団の交換時期はどのように決めるべきですか?

枕や敷き布団の交換時期は、使用状況や寝具の素材によって異なります。一般的には、敷き布団は約7-10年、枕は約2-3年、布団は約5-7年が目安とされています。寝具が傷んだり、寝心地が悪くなったりした場合は、早めに交換を検討しましょう。
布団の買い替え時期について詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!
関連記事:『布団を買い替える方必見!新しい布団の選び方から、古い布団の処分方法まで解説!

Q: 枕や敷き布団のお手入れ方法はどのようにすべきですか?

枕や敷き布団などのお手入れ方法は、素材や種類によって異なります。一般的には、布団は定期的に天日干しをし、シーツやカバー類は汚れたらこまめに洗濯しましょう。敷き布団は、掃除機で定期的にホコリやダニを吸引し、枕も洗濯可能なものは定期的に洗濯しましょう。

Q: 試し寝して選ぶ際のポイントは何ですか?

試し寝をする際は、普段の寝姿勢で寝心地をチェックし、腰や肩に適切なサポートがあるか確認しましょう。また、枕も併せて試し、首や頭のフィット感を確認してください。十分な試し寝時間を確保し、自分に合った寝具を選びましょう。

自分に合った寝具で良質な睡眠を

睡眠は一日の疲れを癒やし、ストレス軽減や精神的なリフレッシュに大きく貢献します。自分に合った寝具を揃えることで、日々のパフォーマンスを向上させ、健康的な生活を送るキッカケをつくりましょう!

良質な睡眠のために「枕・布団の買い替え」をご検討中の方は、ぜひ一度当社にご相談ください!

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オーダーメイド寝具の価格や効果について詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!

関連記事:『オーダーメイド寝具の値段はどれぐらい?市販品との効果・価格の違いを解説!

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