2026.09.09
ストレートネックの人はどんな枕を選べばいい?高さ・寝姿勢を寝具専門店が解説
「ストレートネックと言われたけれど、どんな枕を選べばいいの?」
「朝起きると首や肩が重く感じる」
「高い枕と低い枕、どちらが自分に合っているのか分からない」
「いろいろな枕を試してきたけれど、なかなかしっくりこない」
このようなお悩みはありませんか?
スマートフォンやパソコンを見る時間が長くなった今、首まわりの違和感やストレートネックを気にして、枕を見直す方が増えています。
インターネットで調べると、「ストレートネックには低い枕がいい」「首のカーブを支える枕がおすすめ」など、さまざまな情報が出てきます。
けれど、寝具専門店としてお伝えしたいのは、「ストレートネックだから、この高さの枕」と一律に決めることはできないということです。
同じように首にお悩みがある方でも、体格や肩幅、頭の形、寝方、そして今お使いのマットレスや敷布団によって、心地よく感じる枕の高さは変わります。
今回は、ストレートネックが気になる方が枕を選ぶときに知っておきたいことを、寝具専門店FineOne(ファインワン)の視点から分かりやすくご紹介します。
目次
ストレートネックとは?まずは首の状態を知っておきましょう
人の首の骨(頸椎)は、本来ゆるやかなカーブを描いています。
ストレートネックとは、このカーブが少なくなり、首の骨がまっすぐに近い状態を指す言葉です。

スマートフォンを見るときに長時間うつむいていたり、パソコン作業で頭が前に出た姿勢を続けたりすることなど、日常生活の姿勢との関係も指摘されています。
ただし、ストレートネックだからといって、必ず首こりや肩こりが起こるとは限りません。
また、首の痛みやしびれなどにはさまざまな原因が考えられます。
強い痛みやしびれが続く場合、腕や手にも症状がある場合などは、枕だけで何とかしようとせず、まず医療機関へ相談することも大切です。
そのうえで、毎晩使う枕や寝姿勢を見直してみることは、眠る環境を整える一つのきっかけになります。
ストレートネックの人は低い枕がいい?
ストレートネックについて調べていると、
「低い枕がいい」
「枕なしで寝たほうがいい」
という情報を目にすることがあります。
そのため、FineOneでも「ストレートネックなのですが、低い枕のほうがいいですか?」と聞かれることがあります。
結論からお伝えすると、ストレートネックだからといって、低い枕がすべての方に合うわけではありません。
大切なのは、「高い・低い」だけではなく、実際に横になったときにどのような寝姿勢になっているかです。
枕が高すぎるとどうなる?
仰向けに寝たときに枕が高すぎると、頭が必要以上に持ち上がり、あごを引きすぎたような姿勢になりやすくなります。
「首を支えたほうがよさそう」と考えて高さのある枕を選んでも、その方の体格や敷寝具との組み合わせによっては、かえって窮屈に感じることもあります。
枕に頭を置いたとき、首まわりに力が入っているように感じたり、あごが胸側へ寄りすぎたりしていないか、一度確認してみてください。
枕は低ければ低いほどいいわけでもありません
反対に、低すぎる枕がすべての方に合うとも限りません。
「ストレートネックだから低くしよう」と極端に薄い枕にしたり、枕を使わずに寝たりすると、体格や寝具によっては首まわりが落ち着かなかったり、横向きになったときに頭を十分に支えられなかったりすることがあります。
枕の数字ではなく、身体を横にしたときの姿勢を見ることが大切です。
「○cmならストレートネックに合う」という基準ではなく、ご自身の身体に合っているかを確認することが枕選びの第一歩です。
枕の高さは「仰向け」と「横向き」の両方で確認しましょう
枕を選ぶとき、仰向けだけを確認していませんか?
実際の睡眠では、一晩中同じ姿勢で眠っているわけではなく、寝返りをしながら仰向けになったり、横向きになったりします。
そのため、枕は仰向けと横向き、両方の寝姿勢で確認することが大切です。
仰向けになったときは、頭だけが持ち上がったり、反対に頭が落ち込みすぎたりしていないかを確認します。
ここで大切なのが、「首の隙間を全部埋めればいい」と考えないことです。
首の形や後頭部の丸みは一人ひとり違います。
たくさん支えれば心地よいとは限りません。
実際に横になって、肩や首に余計な力を入れずにいられるかどうかを見ていきます。
横向きでは肩幅も枕の高さに関係します
横向きになると、肩がある分だけ頭と敷寝具との間に距離ができます。
そのため、仰向けではちょうどよくても、
「横を向くと頭が下がってしまう」
「肩が窮屈に感じる」
ということもあります。
特に肩幅のある方と華奢な方では、横向きになったときに必要となる高さが同じとは限りません。
仰向けの高さだけを基準に枕を選ぶのではなく、普段よくする寝姿勢まで考えて選ぶことが大切です。
「枕が合わない」と感じたら、マットレス・敷布団とのバランスも確認してみましょう
枕を何度か替えているのに、なかなかしっくりこない。
そんなときは、枕だけでなく、今お使いのマットレスや敷布団にも目を向けてみてください。
枕の高さは、頭をのせたときの高さだけで決まるものではありません。
寝たときに肩や背中が敷寝具へどのくらい沈むかによって、頭と身体の位置関係も変わります。
たとえば、柔らかめのマットレスでは身体が沈み込みやすく、硬めの敷寝具では沈み込みが少なくなります。
そのため、同じ枕でも、敷寝具が変わると「少し高い」「少し低い」と感じることがあります。
実際に枕を選ぶときは、枕単体の高さだけではなく、普段使っている敷寝具との組み合わせまで考えてみることが大切です。
特に、
「何度枕を替えてもしっくりこない」
「お店ではよかったのに、自宅で使うと高さが違う気がする」
「マットレスを替えてから枕が合わなくなった」
という場合は、枕と敷寝具を一緒に見直してみると、気づくことがあるかもしれません。
FineOneでも、枕を合わせる際には、普段お使いの敷寝具についてお話を伺いながら、仰向けや横向きになったときの姿勢を確認しています。
ストレートネックが気になる方の枕選び5つのポイント
ここまでのお話を踏まえて、枕を選ぶときは次の5つを確認してみてください。
1.「ストレートネック用」という言葉だけで選ばない
「ストレートネック用」と書かれていると、自分にも合いそうに感じますよね。
けれど、同じストレートネックと言われた方でも、身体は一人ひとり違います。
商品名だけで判断せず、実際に自分が寝たときにどう感じるかを大切にしましょう。
2.高さの数字だけで決めない
「○cmがおすすめ」という数字だけでは判断できません。
後頭部の形、首の長さ、肩幅、体格などによって必要な高さは変わります。
できれば実際に横になって確かめてみることをおすすめします。
3.仰向けと横向きの両方を確認する
仰向けでは心地よくても、横向きでは高さが足りないことがあります。
寝返りをしたときの姿勢も含めて確認してみましょう・
4.今使っている敷寝具との相性を見る
枕とマットレスは別々の寝具ですが、寝姿勢という点ではつながっています。
枕を何度替えても合わないと感じている方は、一度マットレスや敷布団まで含めて寝姿勢を確認してみるのも一つです。
5.購入後に高さを調整できるか確認する
枕は買った日の状態がずっと続くものではありません。
毎日使っていれば中材がなじみ、購入したときとは高さの感じ方が変わることもあります。
また、マットレスを買い替えたり、身体の状態や寝方が変わったりすることもあるでしょう。
だからこそ、購入するときだけでなく、使い始めてから高さを見直せることも大切です。
今使っている枕が合っているか、自宅でも確認してみましょう
「そういえば、今使っている枕は自分に合っているのかな?」
そう思った方は、いつもの寝具の上で一度確認してみてください。

仰向けになったとき、あごを強く引いたような窮屈な姿勢になっていないでしょうか。

横向きになったときは、頭が上や下へ大きく傾いていないでしょうか。

枕に頭を置いたときに、首や肩に余計な力が入っていないかも確認してみましょう。
また、寝ている間の様子にもヒントが隠れていることがあります。
「朝起きると枕から頭が落ちている」
「いつの間にか枕を外して寝ている」
「枕の下に手を入れていることが多い」
「朝になると枕の位置が大きく動いている」
こうしたことが続いているなら、一度枕の高さや寝姿勢を見直してみてもよいかもしれません。
ただし、これだけで「枕が合っていない」と判断できるものではありません。寝返りの仕方や寝室の温度、敷寝具なども関係しますので、あくまで見直すきっかけの一つとして考えてみてください。
枕は使いながら高さを見直すことも大切です
店頭で枕を合わせたときには心地よく感じても、実際にご自宅で一晩、二晩と眠ってみることで気づくこともあります。
また、毎日使っているうちに中材がなじみ、
「以前より少し低く感じる」
「最近、横向きで寝ることが増えた」
といった変化が出てくることもあります。
そのためFineOneでは、ご購入後も実際の寝姿勢を確認しながら枕の高さを調整しています。
枕は毎晩使うものだからこそ、そのときの身体や寝具に合わせながら、心地よく使い続けていただくことを大切にしています。
岐阜でストレートネックや首こりと枕にお悩みの方へ
ストレートネックが気になるからといって、特別な形の枕や高価な枕を選べばよいとは限りません。
大切なのは、ご自身の身体や寝姿勢に合った枕を選ぶことです。
FineOneでは、体格や普段の寝姿勢、現在お使いのマットレスや敷布団についてお話を伺いながら、一人ひとりに合わせたオーダーメイド枕をご提案しています。
実際に横になっていただき、仰向けだけでなく横向きになったときの姿勢も確認しながら、高さを合わせていきます。
そして、枕をお作りしたあとも、使っていく中で高さが気になったときには調整を承っています。
「ストレートネックと言われてから枕が気になる」
「朝起きたときに首まわりが気になる」
「何度枕を替えても、なかなかしっくりこない」
そんなときは、すぐに新しい枕を探すのではなく、今使っている枕や敷寝具、普段の寝姿勢を一度見直してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
FineOneは、枕だけでなく、マットレスや敷布団など、眠りや寝具について気になることがあったときに、いつでも思い出していただける「眠りのかかりつけ」のような存在でありたいと考えています。
「今使っている枕、この高さで合っているのかな?」
そんな小さな疑問が出てきたときにも、いつでも気軽にお話しいただければと思います。
これから先も心地よく眠るために、ご自身に合った枕や寝姿勢を一緒に見つけていければ嬉しく思います。
枕や寝姿勢について気になることがございましたら
FineOneでは、睡眠健康指導士がお話を伺いながら、実際に寝具をお試しいただけます。
「今使っている枕が自分に合っているのか見てほしい」というご相談からでも、お気軽にお越しください。
快眠、寝具(布団・枕)の
相談受付中
FineOneは上級睡眠健康指導士がカウンセリングを元に、体格に合わせた寝具を
オーダーメイドします。まずはショールームでお試しください。
「話を聞いてみるだけ」でも歓迎しています。
この記事を書いた人
FineOne(ファインワン)スタッフ
睡眠健康指導士
インテリアコーディネーター
愛犬と過ごす時間が毎日の癒しです
お客様の眠りをより心地よくするために、一人ひとりに合わせたご提案を心がけています。小さなことにも気づける感性を大切にしながら、毎日をもっと快適に過ごせるお手伝いができれば嬉しいです。
休日は、愛犬と一緒にのんびり過ごしています。公園を散歩したり、お気に入りのおもちゃで遊んだりする時間は、私にとってとても大切で癒されるひとときです。
また、大切な愛犬のために「犬の睡眠×快適グッズ」についても日々研究しています。
趣味: 愛犬と過ごすこと、晩酌、Drive、DIY
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